穏やかなお正月の景色の中に見たもの
(前提として:病み中で病院にいます。)
病院から出て、2kmほど先にあるドトールまで、歩いて向かいました。
年末に伺った時は、時間も時間だったせいか激混みだったのですが、
今回は、朝の厳しい雰囲気も和らいだまったりな、アフター・モーニングの様な雰囲気で、
レジの若く柔らかい雰囲気の男性店員さんも、優しくおもてなしをしてくれました。
ネイティブアメリカンの伝統について、ネットで見つけたときにピンときて買っておいた文庫本を取り出し読み始めてみました。
”ホピ族”の事が載っていました。
感覚的に、強いシンパシーを感じます。
ある統計学的なタイプ論によると、僕は結構な実績主義の様です。
績という字。少し変えてみると、「積」という字に似てますよね。
そのタイプ論で論じるところのその「タイプ」は、
日本神話に出てくる神様の名前が当てはめられていました。
(ここではその一柱の神様の名前は伏せておこうと思います。)
その他、眠る時間の多さや、集中できる時間によって四つの睡眠タイプに分けたタイプ論では、
「余りにも個性的すぎる人」と言う内容の結果も出ました。
タイプ論。様々あるけれど、
いいとこ取りをして、勇敢に、[calm]([カルマ]ではないです(^^))と言う言葉通りの生き方を紡いで生きたいな。と、
少し遅い目標設定ですが、決めることにしてみました。
そんなこんな、今となっては「実績主義」の自分でいたいな。と思う反面、
個人的な執着と言うんでしょうか?
そう言うものを追求した先には、、、
と、ホピ族は預言していたそうです。
でも、個人的には、
なんとか、世界はいい方に向かうだろう。と感じていたいし、
そう信じたいし、いつも信じています。
その本にはこんなことも書いてありました。
「大いなるもの(神というべきでしょうか)は、
生物の種類によって、差別視をしない。
全ての生物(creature:創造物)に光と奇跡を見出す。
”烏がトンビになる「必要(必ず要る。と書きます。ひいては、それが無いと保たない。ヤバい。と言う類の物事では無いということです。)」は無い。”」
自分らしさを発揮するって、なんでしょうか?
全部、自分らしく、決めていい。って事なんじゃないかな。
と自分らしく考えたりします。(うちの家庭の教育を司っていた母は、作法や礼儀にはめちゃめちゃ厳しかったですが、人生の岐路に立った時は、自由放任主義でして、いついかなる時も、通せんぼはしない人で、むしろ応援してくれていたので、そんな生い立ちも関係しているのかも知れません。)
間違いをおっかなびっくり回避・逃避しようとしすぎたのかも知れません。
実績主義ではありますが、”効率主義”とまではいかないんですね。
人生は、効率と言うより、味わった感動の数で決まる。
勿論。効率が感動に繋がるならば、
ちょうど単細胞生物の持つ「走光性」と言う、光に向かって動き”たくなってしまう”性質にも似ている様な気がしますが、
感動をその人なりに正直に求めていいんだと思います。
無論。感情を切り離して価値を生み出す人もいるから、「感動」とい言葉で一概に決められるものでも無いとは思うのですが。
そんなわたし「なりの」
自分「らしさ」
の中には、大自然への憧憬の様なものがあります。
だからこそ、こういった、アニミズム(大自然信仰)とも言うべき「ホピ族の預言」にも、シンパシーを感じてしまうのです。
(でも、かと言って、雑木林の中に入って言って、藪漕ぎをするのが好きかと言うとそうでもない。
山は、遠くから近くから、「遠景」「近景」として、「見つめていたい(入り込んで行こうとは思わないのです。)」とそう思います。Stingの歌でに「見つめていたい(every breath you take)と言う曲がありましたね(^^))
今、この時点で、世界に存在し、柱となるもの(たくさんの人たちの信頼が詰まっている全てものです。)-(先ほども書きましたが、それぞれ、脊髄がある様に、神様については、”支えるもの”としての、「柱」と言う数え方があります。)
の恩恵はとてもありがたく思っています。
感じれば感じるほどに、胸に染み入ってくる歓びがそこにはあります。
これからは、「共生」から、本来の人間的「本能的欲求」へと流れが変わっていくのでは無いか。と、
伝えていた人がいて、私はその人のその考え方にもシンパシーを感じてしまいます。
天秤は、太くしっかりした「柱」にかかった秤(はかり)があるからこそ、均整を取ることが出来るのだと思います。
なんとなく、釈然とした気持ちになり、胸が透く様でした。
帰り道、神社の境内を、礼をして拝訪して通り抜けながら歩いていると、雪がハラハラと舞い始めました。
極上の美しさでした。
寒いのは「辛い」けど、
「慶び」でもある。「悦び」でもある。「歓び」でもある。
そして、喜びそのものです。
全ての時間をじっくりと味わいながら、日々を感動で埋め尽くしていきたい。
そう、決めた、お正月でした。
最後まで目を通していただき、ありがとうございます。